ひとと違うことを言ったり書いたりするのは、とても勇気が要ることですし、煩わしい攻撃に遭ったりとなかなかに厄介なこともありますが、鬱(うつ)が完治した元患者さんたちの笑顔が私を後押ししてくれます。
向精神薬の服用を急に止めることは大変危険です。事件事故につながりますので決してしないでください。減薬は必ず主治医と相談の上で行ってください。
あおぞらクリニック 院長 菊地一也
向精神薬の服用を急に止めることは大変危険です。事件事故につながりますので決してしないでください。減薬は必ず主治医と相談の上で行ってください。
前の1件 | -
薬剤惹起性うつ病
私のクリニックのポリシーは、「健康だけではなく幸せをもつかむ」というものです。
患者さんの内面に変化をもたらす課題がいくつかあって、それによって気づきを得た患者さんが、自らの足で新たな人生を歩みだす、その瞬間に立ち会えるのは、いつもワクワクするものです。
私のクリニックにきて、人生が変わったといった人は大勢います。なかでも、もっとも劇的なのは薬剤惹起性うつ病の人が治る瞬間です。
みなさんは薬剤惹起性うつ病という病があることをご存知でしたか?惹起というのは、引き起こすという意味です。
つまり薬剤惹起性うつ病は、薬によって引き起こされるうつ病で、原発性うつ病(他に原因が見当たらないうつ病)とは発症のメカニズムがまったく異なります。
原因になっている薬をやめれば、基本的に症状は改善に向かいます。
厚生労働省でもこの疾患については認識していて、かつて研究班もつくりました。しかしそのとき、原因とされた薬のなかに、精神安定剤は入っていませんでした。
精神安定剤のうちの抗不安薬は、不安のほか、抑うつにも適用がありますので、多くのうつの人たちが、いま現在も飲み続けています。
よもやうつの治療薬のひとつとして、最もポピュラーな薬のひとつが、ある種のうつを引き起こしているなどとは、思いもよらないことでしょう。これは先入観がなせるわざで、すっぽりと盲点になってしまっているのです。
現在はうつに対して、かなり効果的と思われる治療法が確立されています。本書のなかでも家族の絆を深めることなどについて述べますが、認知療法や行動療法などの優れた治療法を活用しても、家族の絆を深めても、うつになってしまうような薬を使われてしまっては敵いません。まるで勝負にならないといっていいのです。それだけ薬による人への影響は甚大で、私の知る限りでも、薬物で人生を奪われているような人が大勢います。
薬物による人権侵害です。
このことについて、地元の法務局に相談に行ったこともありました。担当の人が、とても親切に応対してくれたことが、強く私の記憶に残りました。
しかし、なんともピントはずれなことをしたものです。結論は、医者が自らの診断に基づいて処方している以上は、違法性がないとのことでした。もっともなことだと納得しました。
薬物による被害から守ってくれるのは、医者でも法律でもないのです。
うつの人は、自ら命を絶つ可能性もあります。これは薬剤惹起性うつ病についてもまったく同じことです。そうなりますと、もはや人権侵害だけの問題にはとどまりません。
人の命というものは尊いものです。なににもかえがたい、かけがえのないものです。それが悪気はないというものの、人為的に奪われているのが現状です。
さあ、いまからは知らなかったでは済まされません。
薬による被害から身を守るのは自分自身です。
このことにみなさんが目覚めて、精神安定剤については主治医とよく話し合うことが大事だと思います。
厚生労働省が薬剤惹起性うつ病の原因として挙げている薬は、今後増えることが予想されます。そして、治療薬と認識されている精神安定剤が加わるならば、衝撃を与えるでしょう。
患者さんの内面に変化をもたらす課題がいくつかあって、それによって気づきを得た患者さんが、自らの足で新たな人生を歩みだす、その瞬間に立ち会えるのは、いつもワクワクするものです。
私のクリニックにきて、人生が変わったといった人は大勢います。なかでも、もっとも劇的なのは薬剤惹起性うつ病の人が治る瞬間です。
みなさんは薬剤惹起性うつ病という病があることをご存知でしたか?惹起というのは、引き起こすという意味です。
つまり薬剤惹起性うつ病は、薬によって引き起こされるうつ病で、原発性うつ病(他に原因が見当たらないうつ病)とは発症のメカニズムがまったく異なります。
原因になっている薬をやめれば、基本的に症状は改善に向かいます。
厚生労働省でもこの疾患については認識していて、かつて研究班もつくりました。しかしそのとき、原因とされた薬のなかに、精神安定剤は入っていませんでした。
精神安定剤のうちの抗不安薬は、不安のほか、抑うつにも適用がありますので、多くのうつの人たちが、いま現在も飲み続けています。
よもやうつの治療薬のひとつとして、最もポピュラーな薬のひとつが、ある種のうつを引き起こしているなどとは、思いもよらないことでしょう。これは先入観がなせるわざで、すっぽりと盲点になってしまっているのです。
現在はうつに対して、かなり効果的と思われる治療法が確立されています。本書のなかでも家族の絆を深めることなどについて述べますが、認知療法や行動療法などの優れた治療法を活用しても、家族の絆を深めても、うつになってしまうような薬を使われてしまっては敵いません。まるで勝負にならないといっていいのです。それだけ薬による人への影響は甚大で、私の知る限りでも、薬物で人生を奪われているような人が大勢います。
薬物による人権侵害です。
このことについて、地元の法務局に相談に行ったこともありました。担当の人が、とても親切に応対してくれたことが、強く私の記憶に残りました。
しかし、なんともピントはずれなことをしたものです。結論は、医者が自らの診断に基づいて処方している以上は、違法性がないとのことでした。もっともなことだと納得しました。
薬物による被害から守ってくれるのは、医者でも法律でもないのです。
うつの人は、自ら命を絶つ可能性もあります。これは薬剤惹起性うつ病についてもまったく同じことです。そうなりますと、もはや人権侵害だけの問題にはとどまりません。
人の命というものは尊いものです。なににもかえがたい、かけがえのないものです。それが悪気はないというものの、人為的に奪われているのが現状です。
さあ、いまからは知らなかったでは済まされません。
薬による被害から身を守るのは自分自身です。
このことにみなさんが目覚めて、精神安定剤については主治医とよく話し合うことが大事だと思います。
厚生労働省が薬剤惹起性うつ病の原因として挙げている薬は、今後増えることが予想されます。そして、治療薬と認識されている精神安定剤が加わるならば、衝撃を与えるでしょう。
前の1件 | -
向精神薬の服用を急に止めることは大変危険です。事件事故につながりますので決してしないでください。減薬は必ず主治医と相談の上で行ってください。









